デレたGoogle先生と、僕とアフィリエイト。

「GoogleAdsenseは転職サイトばっか紹介せずにもっと萌える広告よこせや(ゴルァアアア!」

先日ブログで書いたら、どうやらGoogleの偵察botが記事を読んでくれたようだ。なんかやたらと『PS Vita「咲-Saki- 全国編」』の広告が出てくるようになった。嬉しい。

褒めた甲斐があったぜ。よしよしって頭を撫でてあげたい。わかったわかった、咲-Saki-は発売されたら絶対に買おう。これは約束だ。PSP版の頃からプレイしていて、次回作まだかと5年も待ち焦がれていたのだ。

もしかしたら、萌えバナーだけをクリックするようにすれば、Googleの方で「あ、こいつ二次元にしか興味ないのか(察し」って感じで学習して、広告を最適化してくれるのかもしれない。

なんてことはなく、種明かしをしてしまうと、じつはGoogleアカウントの設定をちょっといじっていた。手順は次の通り。

  1. Google Accountsにログインする
  2. 『個人情報とプライバシー設定』→『広告設定』→『広告設定を管理』と移動
  3. Google 広告の管理』というページで『興味や関心』を設定することができる
  4. ここで僕の場合は「アニメ・漫画」「ゲーム」を登録した

なんと上記の方法で、配信される広告のカテゴリを大まかに設定できるのだ!(他のカテゴリを除外できるわけではない)

最近似たような広告ばかりでつまらないな、という人は、このページで新しい『興味や関心』を追加しておくのも手。

前置きはさておき。

アフィリエイトで稼ぐというと「不労所得」の四文字がつきまとうが、あれは情報商材のなかだけの話で、実際のところは「過労所得」なのだ。

かつて僕がアフィリエイト事業をしている会社の従業員だった頃、アフィサイトやアフィブログを数千個単位で量産していて、みんな一日に二万文字くらい書くのは当たり前の世界だった。なんと恐ろしいビジネスだと思った。Google先生がパンダとペンギンの刺客を送ってあの会社をぶっ潰していなければ、僕は今でも社内アフィリエイターをやっていただろう。

本業でアフィリエイトをやるための『一日二万文字』という数字は驚異的だ。毎日それだけの文字数をコンスタントに書けるならば、たぶんプロ小説家になるのに然程時間はかからない。僕は、挫折した。でもイケダハヤトさんなら、きっと余裕で書ける。

サラリーマンのブログが超つまらない理由:あるいは資本主義の攻略法。|まだ仮想通貨持ってないの?

上の記事で彼は『ぼくは今や、1日15本の記事を生産できます。(引用)』と豪語している。1記事あたり2000文字だとすれば、1日で3万文字だ。凄まじい。書ける人は時速6000文字くらい平気で書けてしまうので、ほんとうにすごい。煽りスキルの高さでネガティブなブコメを集めてしまうけれども、イケダハヤトさんはプロフェッショナルなのだ。憧れるとか羨むとかいうベクトルではないけれど、尊敬する。恐れ入る、の方が近いかもしれない。

今日においては、アフィリエイトで、薄っぺらい内容のゴミサイトを何千も量産するのは「クールじゃない」と言われるようになってきた。「クールじゃない」のは当時から分かっていたが、稼げたからそれで良しとされた。クールじゃない輩を「薙ぎ払えッ!!」で一掃してくれたのがGoogle先生のペンギン・パンダアップデートだったのだ。

そんなわけで「コンテンツ・イズ・キング」の台頭である。アフィリエイトで稼ぐにはなかなか良い時代になった。しかしそれでアフィリエイトが不労所得となることはなく、やはり一万文字、二万文字をひたすら積み重ねてゆく地道でこつこつとしたビジネスであり、はぁサマージャンボ宝くじ当たらねぇかなぁって感じである。

株式投資で一攫千金できたら良かったのだけれど、持ち株は「日経の下げには連動するけれど、上げには連動しないタイプ(よくある」の銘柄で、今日は家に帰ってきて『日経平均株価 前日比+1343.43』の歴史的暴騰のニュースに心ときめかせ、わくわくと証券会社のサイトを開き、持ち株のチャートみたらまだ年初来安値をうろうろしていて「なんでやねん!」とAmazonのダンボール箱を放り投げたのであった。

とかく生きるのは難しい。お金ってやつは臆病者で、なかなか懐に入ってきてくれないくせに、逃げ足だけは速い。この世界で懸命に生きる人たちを、僕は尊敬している。

生きる、生き残ってみせる。天文学的に膨大な《言葉》に溢れた、このネットの世界で。

(おわり)

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当記事の執筆者
五条ダン

研究対象は《ナメクジオバケ》。「現実は甘くない。だからこそ甘さが必要である」をモットーとする。修辞技法(レトリック)の分析を得意とし、文体に重きを置く創作スタイルを好む。しかし筆速はナメクジの歩みのように遅い。

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