なぜ最近になってワンカラムのブログ・サイトが増えてきているのか?

ブログやサイトのレイアウトを1カラムにするか2カラムにするかは悩ましいところがあります。

今では多くのブログが右サイドバーの2カラム方式を採用しており、現状ではこれが最も見やすいWEBデザインであるとされています。

ところが、最近になってWEBサイトで1カラムを採るものが増えてきました。また、はてなブログ界隈を中心としてブログでも1カラムデザインを見かけることが多くなってきています。

これははてなの公式ブログテンプレートが1カラム推しだという理由があります。

今まで1カラムのレイアウトは、情報商材やアフィリエイト物販のランディングページ( Landing Page 着陸ページ。アフィリンクやリスティング広告などをクリックした時に出てくる、縦にやたらと長い販促ページのこと)で用いられるのが主流でした。

ワンカラムWEBサイトが増えてきたことの理由

1.コンテンツ・マーケティングへの転換

Google検索エンジンのアルゴリズムが変わってきたことをきっかけとして、記事内容を拡充させることを重視するコンテンツ・マーケティングが見直されています。※ペンギンアップデート、パンダアップデート、ハチドリアップデート

ひとつの記事の質を高め、検索ユーザーの1ページあたりの滞在時間を伸ばし、Googleから評価されるサイトを作ろう、という流れが出てきているのですね。

個別記事の質を重視する、というコンセプトに1カラムはマッチしているのではないかと考えられています。

2.バイラルメディア・マーケティングの流行

また、もうひとつはTwitterやはてなブックマークなどのソーシャルメディアを利用して、Buzz(口コミ拡散)を引き起こそうとするバイラルメディア・マーケティングもアメリカから少し遅れて日本で流行してきています。

このソーシャルメディアでの拡散を狙う際にも、「ユーザーにソーシャルボタンをクリックさせる」というアフォーダンスに特化した簡素なWEBデザインが求められます。

ちなみにバイラルは英語でViral(ウイルス性の)という意味の医学用語です。

ウイルスのように広範囲に渡る感染を狙ったWEBコンテンツが近年では非常に増えてきています。Twitterのタイムラインを眺めていると頻繁にBuzz狙いの記事リンクのRTを見かけます。

バイラルメディアの多くは外国で流行している画像や、あるいは動画の「転載」、はたまた人気記事のリライトから成り立っています。

面白そうな記事を見かけたら、それを条件反射的にTwitterで拡散するのではなくて、そのサイトの収益構造がどのようになっているのか? 記事の情報源の一次ソースはどこにあるのか?を確認する必要があると私は考えています。

おっと、話が逸れましたね。バイラルメディアも1カラムと相性が良いのです。

3.レスポンシブデザインの需要増

さらに、近年ではパソコンの他に、スマートフォン、タブレットPC、モバイルPCなど非常に多様なネット端末が普及し、どのような画面サイズの機器からアクセスしたとしても見やすいレイアウトのサイトであることが必要不可欠となっています。

1カラムのサイトであれば、スマートフォンでもタブレットPCでも閲覧しやすいということから、レスポンシブデザインのひとつの形式として再評価されています。

ふつうに手打ちでWEBサイト作るときでも、1カラムの方が楽に作れちゃいます。ウェブデザイナーの方ならご存知のとおり、floatレイアウトで2カラムで綺麗なウェブサイトを作るのは、大変なことなのです。

4.SEOにおける被リンクの扱いの変化

最後に、SEOでGoogleの被リンク評価の仕方が変わり、サイドバー中のリンクよりも記事内のリンクの方が評価されやすくなっています。

このことからも、2カラムよりも1カラムの方が利点が多いのだという見方が広がっています。

 まとめ

おそらく、今後、1カラムがさらに増えてきそうな予感があります。

結局のところ、どのようなWEBデザインを採用するのであっても、重視されるのはコンテンツの質です

なんて、上から目線で言える立場ではないですよ、私も…(;´Д`)

仕事柄、ブログの運営は数十以上やってきたのですが、まだまだ右サイドバー2カラムが一般的だと思いますし、個人的にはこれがやはり慣れていますし見やすいです。

ただ、1カラムブームも密かに始まってはいますので、もし新しくブログを作るか気分転換したくなってきたら1カラムに変えてみても面白いと思います。 

SEO
当記事の執筆者
オロロン

ときまき!支援サポーター。Webライター兼Webデザイナー。人生の合言葉は「書いて描いて書きまくる!」

五条ダン(管理人)をフォローする
時巻ペンクラブ

コメント